海上コンテナ輸送のフリータイムって何?

新卒で国際物流会社に就職した時に得た知識をブログで共有したいこりすママです。

特殊な業界で難しい用語も多いですがこの記事を読んでくれる読者に分かりやすく説明したいと思います。

ちなみにこりすママは物流現場→営業→通関士と様々な部署を経験したので色々な知識が身につきました!

この記事を読むとわかること

フリータイムの基礎

実務におけるフリータイム

目次

フリータイムとは

最近カラオケ屋さんにいって、フリータイム料金でこの単語を思い出したから紹介します。

海上コンテナ輸送でよく使われる単語ですが、ずばり、揚げ港にコンテナが到着してから無料で保管できる期間がフリーダイムです。

コンテナ貨物が揚げ港に到着してからすることは下記が想定され、とにかくやることが多いです。

コンテナドレーの手配D/O交換

他法令(食品衛生 植物防疫 動物検疫等)違反貨物でない確認の申請をする

税関の輸入許可を受ける

コンテナ貨物が到着して即日コンテナをトレーラーで引き取ることは基本的に難しいです。

何日かコンテナ到着地であるコンテナヤードに無料で蔵置ができる猶予期間が設定されています。

フリータイムの期間ってどれくらい

営業時代にフリータイムのチェックをしていて、平日の5日間が一番多かったです。

ただ、船社と輸出者との契約によりまったく異なっていて以下色々ありました。

・平日の5日間(一番多かった)

・土日祝も含めた7日間(祝日がある週だと引取猶予期間が短くなり泣きました)

・1カ月無料(船社との契約で特別長い)

本当に様々で長くコンテナをコンテナヤードに蔵置できると、後々のコンテナドレースケジュールを余裕をもって調整できるから、1日でも長く無料蔵置猶予期間があればと願っていました

コンテナの荷主であるお客さん(輸入者が多い)も1円でも無駄な費用はかけたくないのが本音なので、フリータイム期間を確認しながら色々な調整が働いていました。

倉庫業の面白い仕組みというか慣習に、1期(1日~10日) 2期(11日~20日)3期(21日から月末まで)という考え方がありまして、期の中で1日保管しても10日保管しても保管料金は変わらない仕組みです。

つまり、お客さんは期変わりを気にするし、倉庫会社は一日でも期の中で入れたいとの思惑が働きます。

対象のコンテナ貨物も早期に国内流通させる必要がなければ、コンテナヤード無料蔵置期間をフル活用して、その後に国内倉庫に保管するやり方をとってコストカットをしていました。

フリータイムっていつわかるの

入港を予定している港に近づいたらおおむねフリータイムがわかる場合が多いです。

ただ、あくまで予定で実際コンテナ船から対象コンテナが荷降ろしされて、揚げ港のコンテナヤードに到着したことが、揚げ港のコンテナヤード内のシステムに反映されてから、確定される場合が多かったです。

揚げ港到着前のフリータイムは未確定(仮情報)で、揚げ港に到着してからフリータイムが伸びますといった形態もありました。(以下、揚げ港に到着した日を搬入日として表記します)

ただ、搬入日から数えて5日間だと、たとえば船社が23時50分とかに搬入をあげたとすると、その日も1日目にカウントされて無料蔵置期間が短くなることもしばしば。

それに関しては船会社の悪意を感じたけど、ルールだし仕方がないと感じた出来事でした。

お野菜や、冷凍食品を積載できるリーファーコンテナってのがあるんだけど、このコンテナは冷蔵庫のように常時電源を取る必要があるから、輸送費用も高いし、フリータイムも驚異の3日間と乙仲業者泣かせのコンテナでした。

実務におけるフリータイムの重要性

とにかく早く情報を掴むのと、このコンテナを急いでるといえば、あらゆる可能性を考慮して動く必要がありました。

コンテナ船はたとえば日本の電車程正確には動かず、前に寄港した港の混雑だったり、台風や竜巻などの気象条件に左右されがちで、必ずといっていいほど遅れがちなので、航海情報を早めにキャッチすることが大事でした。

コンテナヤード内で到着したコンテナ船の管理をしている日本側の船社代理店さんに電話すると、結構電話口の対応が厳しい方もいました。

おそらく、色々な乙仲業者からの電話対応で疲弊しているんだろうなと察しましたがそこで怯んではいけません

実際に対面でお話してないので、淡々と問い合わせすれば問題ないです。

こりすママは、仕事歴が浅いうちは、なかなか相手側の機嫌が悪く怒鳴り口調からの電話するのが辛かったでしたが、すぐ慣れたので問い合わせは沢山してなれましょう。

輸出入者の代理で仕事をするので、電話での問い合わせはかなり多い業界です。

まとめ

こりすママの経験談を記事にして共感してくれる人がいると嬉しいです。

フリータイムに関連して、デマレージ ディテンションチャージ等もあるけど、別記事で紹介を予定しています。

ディテンションチャージの罠体験についてお話が出来たらと考えています。

デマレージの記事を作成しました!

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